みなさん、こんにちは!

本日はヒトの代謝機能について書きたいと思います。

普段よく耳にする

「代謝が悪い」

みなさんはどんなんイメージをお持ちですか?
→汗をかきにくい
→冷え性である
→太ってしまって身体が動きにくい

などでしょうか?

 

 

どれも間違ってはないと思います。

 

 

 

しかし、大切なのことは

 

 

→なぜ、汗をかきにくいのか?
→なぜ冷え性になるのか?
→なぜ太ってしまうのか?そうなるとなぜ動きにくいのか?

 

に焦点を当てることです。

 

そうすると、
ヒトの身体の「代謝する機能が低くなっている」
と言い換えることができます。

 

 

 

では、そもそも代謝とは何なのか?

 

 

外部から取り入れたエネルギーや
栄養素が体内で利用されたり、
消費されたりすることを
「代謝」といいます。

 

また、代謝には
「身体を合成する代謝(同化作用)」
「エネルギーとして使われる代謝(異化作用)」
2つがあります。

身体を合成する代謝(同化作用)

摂取した食物などを体内で分解して栄養素に変換し、
各組織に送って、脳や内臓、血液、筋肉、
皮膚、髪、体脂肪などを作る作用のことです。
ヒトの身体は約60兆個の細胞からできており、
1秒間に500万、
1日では約5000億個の細胞が
新しく生まれ変わっていると言われています!

これが、いわゆる新陳代謝というものです。

 

エネルギーとして消費する代謝(異化作用)

同化作用とは逆に、脳や内臓、
筋肉など身体を動かしたり、
体温を保ったりするために
エネルギーを利用することをいいます。

 

ダイエットというと、

こちらの消費する代謝(異化作用)の方に
重点がおかれることが多いと思いますが、

 

 

ダイエットの天敵である「体脂肪」も、

「体脂肪という身体の一部を合成する」という意味で、
身体を合成する代謝(同化作用)に含まれるのです。

 

 

 

食べるものや時間で代謝しやすいかしにくいか、
運動習慣があるかないか、
などなど

 
個人個人の環境に対応した
生理的な反応ということですね。

 

 

 

 

このようなヒトの身体における呼吸や体温の維持、
消化・吸収、血液の循環など、
生命を維持するために最低限必要な
エネルギー量のことを
基礎代謝量(kcal)といいます。

基礎代謝量(kcal) = 基礎代謝基準値(kcal) ✖️ 体重(kg)

で求めることができます!

 

 

性・年齢階層別代謝基準値
(1日体重1kgあたりの基礎代謝量の目安)
スクリーンショット 2016-04-23 14.39.53
最新版 知っておきたい栄養学,2014より引用

年齢が高くなるにつれて基礎代謝量は低下してくることがわかりますよね?

今自分の基礎代謝量がどのくらいなのか?

知っておくだけでも普段の生活を見つめ直すことにつながりますよ〜!

次回は
代謝機能について 続編
です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

稲積でした。

 

 

 

 

 

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