みなさん、こんにちは!

 

 

 

 

 

Body Consulting Station KIZUKIの稲積です。

 

 

 

 

 

前回のブログで

肩こりの筋肉である
「僧帽筋下行部」の緊張には理由がありますよ〜
書きました。

 

 

肩甲骨の下方回旋

 

鎖骨の下制

 

 

 

 

イメージできたでしょうか?

 

 

今日は肩甲骨の動きについて少し書きます。

 

 

スクリーンショット 2015-11-23 23.01.08プロメテウス解剖学アトラス,医学書院,2009より抜粋

 

この図は頭の方から体を見下ろしている図です。

 

 

 

肩甲骨は鎖骨と関節を構成して、
肋骨の上を浮遊するように存在します。

 

 

肩甲骨は図のように
肋骨の形状に合わせて斜めに傾いて位置しているのです!

 

 

 

そして、腕を動かす際に

上腕骨を追従するように動きます。

 

スクリーンショット 2016-07-15 13.06.20プロメテウス解剖学アトラス,医学書院,2009より抜粋

 

 

 

このように上腕骨に対応すべく、

肩甲骨の運動方向はあらゆる動作に応じて

8方向に動くとされています。

 

スクリーンショット 2016-07-15 13.10.47

矢野,浜田:肩関節の運動機能診断,関節外科Vol.33 No.10,2014,

 

 

肩甲骨が単独で動くというのは、絶対にありません。

 

胸骨と鎖骨の関節→胸鎖関節

肩甲骨と鎖骨の関節→肩鎖関節

肩甲骨と上腕骨の関節→肩甲上腕関節

肩甲骨と胸郭の間の機能的な関節→肩甲胸郭関節

胸骨と肋骨の関節→胸肋関節

肋骨と胸椎の関節→肋椎関節

 

これらは
肩関節の動きに関与するものの総称で、「肩関節複合体」と呼びます。

 

 

肩甲骨はこの肩関節複合体というチームの一員ですので、
チームの一部が機能しなくなると、その影響はすぐ現れます。

 

 

また、肩甲骨の動きは、

肋骨・脊柱で構成されている胸郭の形状・柔軟性、

姿勢の影響を受けやすいです。

 

 

 

スクリーンショット 2016-03-09 13.18.18甲斐:理学療法科学25(1) 19-22,2010

 

 

この図のように脊柱が後弯している姿勢では

肩甲骨の動きが制限されてしまうため、頭上への挙上動作が難しくなります。

 

 

 

なので、デスクワークが続いたり、

脊柱を丸くした姿勢で長く座っていたりすると

 

肩甲骨の位置変化と可動域制限が生じ、

 

肋骨全体の向きが変わり、

 

肩甲骨が下方回旋してしまうため、

 

結果として肩こりを招くこととなります!!

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

 

肩甲骨の動きを決めるものは?

 

 

「肩関節複合体」と「胸郭の形状」

 

 

 

 

Body Consulting Station KIZUKIでは、

その肩こりが起こっている原因分析を必ず行い、

 

 

 

 

骨・関節同士動き方、

筋肉の張力バランスのチェックなど、

医学的根拠に基づいて、

”凝り”に対応させて頂いています。

 

 

 

 

 

 

お身体のお悩みや症状について、

お気軽にご相談くださいね!

 

 

 

 

 

カラダにキヅク、ココロにキヅク♪

 

 

 

 

 

 

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