半月板損傷

半月板は三日月形の軟骨組織で、内側・外側に一つずつあります。膝にかかる衝撃が一箇所に集中しないようにクッションのような役目と安定性を高める役目を担っています。比較的若い人に多い障害で、特に運動中の膝のケガによって損傷することが多いため急性期のスポーツ傷害に分類されます。特にサッカーやラグビー、バスケなどの急な方向転換が要求されるスポーツではよく発症します。

前十字靱帯と内側側副靭帯の損傷と併せて損傷することが多いといわれている(約6割は合併損傷)。ジャンプやターンの際に、膝が曲がりながら捻るストレスが加わると、半月板の損傷がおこります。また、一度損傷してしまうと膝の運動がスムーズに行えなくなり、ひっかかりなどを生じるケースが多い。

問題点

半月板には多くの受容器が存在しています。受容器とは膝がどれくらい曲がっている、膝がどこにあるなどの情報を受け取って、その受け取った情報を即座に脳に伝達しています。その受容器からの情報をもとにスムーズに膝を動かすことが可能となります。しかし、半月板損傷をしてしまうと受容器からの情報がスムーズに脳へ伝達されなくなります。脳へ情報がスムーズに伝達されなければ、脳からの命令が遅れたり、間違った命令を出したりします。すると動く中で適切に筋肉を動かして膝の運動を行えなくなり、痛みや違和感などを引き起こします。

アプローチ

・姿勢の改善

・膝の柔軟性、安定性の改善

・動作指導