Body Consulting Station KIZUKIの近藤です♫
本日もここ福岡市博多区吉塚より、ダイエットや肩こり・腰痛、その他健康にまつわる情報、店舗情報をお届けして参ります!
本日の内容は、
「間違っている!?外反母趾に大きい靴 ~外反母趾を引き起こす原因とは~」
病院勤務をしていた頃、
「足の親指が靴にあたって痛いから大きい靴を履いている」
「外反母趾になって前履いていた靴が痛くなった。少し大きめの靴を買おうかと思っている」
といったお話をよく患者様より伺っていました。
靴の製造販売を行う会社の調査によると
40代~60代女性の75%が足の悩みを持たれており、
そのうち4人1人が外反母趾に悩んでいると回答しています。
では、
外反母趾とはどういった状態なのか??
医学的に説明すると
母趾中足趾節関節で母趾が外反した変形のことをいいます。
簡単に言うと足の親指が小指側に変形し、「くの字」になった状態のことです。
外反母趾と言っても状態が様々です。
どこからが外反母趾なのか??
日本医療機能評価機構の2014ガイドラインでは、
レントゲン上で第1中足骨軸と基節骨軸のなす角度が
正常:α<15°
軽度:20°≦α<30°
中等度:30≦α<40°
重症:40°≦α
と示されています。
ご自宅では、お手元の紙を床に置いてその上に足を載せて立って図ってみて下さい。
つま先から踵の先に引いた線と 母趾の先からつけ根に引いた線の交わる角度が
16°以上であれば外反母趾の疑いがありますよ!!
なぜ、外反母趾は起きるのか??
海外や日本における調査によると
家族内発症や性別、履き物、歩き方など様々な理由がありますが、
外反母趾の多くが偏平足や開帳足といった足のアーチが低下した方に多い傾向があります。
生まれつき偏平足気味な方もいらっしゃいますが、
捻挫等のストレスにより靭帯が伸ばされたり、
運動不足等により足の筋力が低下したりして、
アーチが潰れて骨が広がっている場合が多いです。
広がった足では、
靴が窮屈に感じたり、接触しすぎて足を圧迫したりしてしまいます。
だから、
足が痛くなったり、変形したりした結果、外反母趾となっています。
では、本当に大きい靴を履くことが正しいのでしょうか??
対策の一つとしては、いいかもしれませんが、
根本的な原因が他にありますので、ベストな対策とはいえませんよね!!
次回は、その対策についてお伝えします!!
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