Body Consulting Station KIZUKIの近藤です♫
本日もここ福岡市博多区吉塚より、ダイエットや肩こり・腰痛、その他健康にまつわる情報、店舗情報をお届けして参ります！
本日の内容は「子どもの背筋力低下」に関してです！！
一般的に背筋と言われている
「脊柱起立筋」の機能低下が子どもの間で著名に現れています。
脊柱起立筋は大きく分けて３つの筋肉からなり、
その３つの筋肉はさらに３つの筋肉から構成され、
合わせて９つの筋肉となります。
一番脊柱に近い細い筋を「棘筋」
その一つ外側を走る「最長筋」
更に外側を走るのが「腸肋筋」です。
そして３つの筋肉は
頭部・頚部・胸部・腰部と走行によって名称が変わり９つの筋肉となるのです。
一つ一つの筋肉は小さいですが、
こうして細分化される事により、
脊柱の柔軟な動きに対応できるようになっています。
作用としては、体幹の伸展に作用します。
姿勢の維持に常に関与しており、脊椎を直接支え、様々な動きに対応しているのです。
この脊柱起立筋の筋力（背筋力）低下と姿勢変化や体力低下は大きく関与しています。
この背筋力は1964年から一貫して低下しているようです。
この背筋力の低下が引き起こす問題として
・脊柱の彎曲異常を引き起こす
・直立姿勢での動作が長時間続けられない、意欲の低下を引き起こす
これらの結果、一層背筋力を引き起こすという悪循環を生む可能性があることが考えられています。
同時に、
背筋力の低下により、筋肉から大脳へもどりの信号量が減少することで
大脳前頭葉の活動低下も引き起こすことも考えられます。
実際に、家庭や保育所・幼稚園でも「床にすぐ寝転がる」現象が現れています。
背筋力の低下により、立位だけでなく座位も保持できなくなり、
このような現象が生じたのだということがわかります！
ではどのように背筋力を鍛えればいいのでしょう？
まず筋肉は収縮スピードによって分別されており、
収縮スピードの速い筋肉を速筋（白筋）と言い、
大きな力を出すことは出来るが持久力はないのが特徴です。
一方、収縮スピードの遅い遅筋（赤筋）は、
大きな力を出すことは出来ないが、持久力があるのが特徴です。
背筋は重力に対して姿勢を保持する抗重力筋であるため、持久力に優れた遅筋です。
その為、小さなパワーで継続的に発揮させる、ということがポイントとなります。
低～中等度の負荷量で長い時間、有酸素運動を行う事が効果的です。
子どもの場合、まずは立っている時間を長くする、歩く時間を作る、など
生活の中から変化を起こしてみましょう！！
KIZUKIでは、まず身体の状態をチェックし、その方にあった運動指導を行います。
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