Body Consulting Station KIZUKIの近藤です♫
本日もここ福岡市博多区吉塚より、ダイエットや肩こり・腰痛、その他健康にまつわる情報、店舗情報をお届けして参ります！
本日の内容は
「スポーツで起きやすい肩の痛み！？～インナーマッスルの重要性～」
野球やバレーボール、バドミントンなど
手を肩より上にあげるスポーツでよく発症しやすい肩の痛み。
特に痛みを発症しやすいのが肩甲骨と上腕骨につく筋肉の損傷、
「腱板損傷」によっておこる肩の痛みです。
腱板とは？？
肩関節の深部にある
「棘上筋」、「棘下筋」、「小円筋」、「肩甲下筋」
という４つの筋肉の腱の総称をいいます。
構造的に不安定な肩関節を４つの筋肉がバランスよく働くことで
上腕骨頭を肩甲骨の関節窩に押しつける求心力を発生させ、
よりスムーズな肩関節の運動を実現しています。
では、
腱板損傷を起こす原因は？？
投球動作やラケット競技などのオーバーヘッドスポーツにおいて
腱板が肩甲骨と上腕骨の間にはさまれ損傷するケースや腱板の老化、
転倒による外傷によっても起こるケースもあります。
症状としては、
腕を横から肩の高さまで上げる際に痛みを感じますが、
肩より上では比較的痛みがなく動かすことができます。
また、反対側の手で支えてあげると痛みが少ない特徴があります。
腱板機能低下または損傷することで保たれていた求心力が損なわれ、
肩関節の痛みや不安定さ、動かしにくさを生じるようになります。
＜基本情報＞
棘上筋
起始：肩甲骨の棘上窩
停止：上腕骨大結節、肩関節包
神経支配：肩甲上神経（C5)
棘下筋
起始：肩甲骨棘下窩
停止：上腕骨大結節中部、肩関節包
神経支配：肩甲上神経（C5～C6)
小円筋
起始：肩甲骨外側縁
停止：上腕骨大結節と肩関節包
神経支配：腋窩神経（C5）
肩甲下筋
起始：肩甲骨の肩甲下窩
停止：肩甲骨の小結節
神経支配：肩甲下神経（C5～C7）
運動をしている方に多いのが
アウターマッスル（三角筋、大胸筋、上腕二頭筋など）に
トレーニング負荷が集中してしまい、筋力が強くなりすぎるケースです。
アウターマッスルとインナーマッスルの収縮するバランスが崩れると
上腕骨頭を肩甲骨の関節窩に押しつける求心力が弱まり、損書を起こす原因となります。
＜改善方法＞
上腕骨頭に対して肩甲骨を合わせるトレーニング
①．肩の下に手がくるように四つ這いをとります。
②．①の状態を保ちつつ、胸骨が床へ近づくように床を押す
※注意として肩に力が入りすぎないように耳と肩の距離離しておきましょう。
また、肩甲骨を骨盤の方へ下げるイメージで動かします。
上腕骨と肩甲骨の運動リズムの獲得は非常に重要です。
是非試してみてくださいね！！
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