みなさん、こんばんは!

 

本日は椎間板の機能と姿勢について書きました。

 

 

姿勢の維持に重要な役割を果たしている
脊柱・脊椎の十分な
可動性安定性

ヒトの背骨は
正常の状態でS字状の彎曲がありますよね?

 

そのS字状の彎曲が
脊柱に3つあることで、

 

ヒトの体にかかる負荷を
なんと1/10にまで抑えているのです!!

これは脊柱のサスペンション機能などとも言われます。

 

その彎曲を構成し
主なクッション材となっているのが、
脊柱の椎間板です。

椎間板はコラーゲン(膠原線維)と、
中央のゼリー状の髄核で構成されています。
複雑な構造体で、
椎体部に均等に圧力がかかるようになっているため、

 

あらゆる姿勢や運動に柔軟に対応できます。

 

 

その椎間板にかかる負荷は、

姿勢によって変化します。

 

スクリーンショット 2016-04-21 23.36.50
竹井仁 著:姿勢の教科書,ナツメ社,2015.10より

これは立位姿勢を100%とした場合の
第3腰椎椎間板にかかる荷重のグラフです。

 

 

比べてみると、

 

立っている時より、

実は座っているときの方が

腰椎椎間板にかかる圧力は高いんです!

中腰や前屈みの姿勢はもちろん、
長時間の座位姿勢保持においても
椎間板の損傷や腰痛を引きおこす
要因になってくることがわかりますね!

そして、

ヒトの身長は1日のうちで
約1%(1.5〜2.0cm)減少すると言われています。
(身体測定で朝測った方が背が高いというのも間違ってはいません!)

 

これらの現象は椎間板からの水分流出

起こっているためです!

 

なので、

 

立位や座位など、椎間板の荷重状態
長時間続いてしまうと
椎間板からの水分がゆっくりですが
椎間板の外に流れてしまうのです!

 

 

 

逆に椎間板の非荷重状態であれば、
圧力負荷が減少するため、
水分吸収が促されるのです!

そのため、

1日頑張った体の

椎間板の水分吸収機能を

促進するためには、

 

しっかりと休む事が大切となります!!

 

ちなみにこの椎間板吸収機能は
6時間の睡眠時間が必要とも言われています。

 

普段の生活の中で出てくる偏りは、

このような身体の正常な機能を

発揮できない状況にしてしまうかも!?

 

 

できる範囲で気をつけて見てくださいね〜!

 

 

稲積でした。

 

 

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