みなさん、こんばんは!

 

 

Body Consulting Station KIZUKIの稲積です。

本日もここ福岡市博多区吉塚より

身体・健康にまつわる情報をお届け致します!

 

 

 

本日は「座りっぱなしだけじゃない!〜肩こり・腰痛の原因となる仕事環境〜」

についてです!!

 

 

 

 

KIZUKI Blogでは度々お伝えしている

 

長時間の座位姿勢保持の悪影響

 

 

座りっぱなしになると、

低重力な状態となり、姿勢を保つ

抗重力筋が働きにくくなり、

肩こりや腰痛を引き起こす要因となる

 

などの内容でお伝えしています!

 

 

 

今回は、座りっぱなしではなく立ちっぱなしのお話。

 

 

実は、座りっぱなしよりも立ちっぱなしによる問題の方が、

世界的にみると大問題であるとも言われることもあるそうです!

 

 

 

 

 

 

スイス・チューリッヒ工科大学の研究チームが行った研究の結果は、

 

「長時間立ちっぱなしの姿勢は、

慢性的な筋肉疲労やこむら返り、

腰痛を引き起こし、仕事の内容や効率にも悪影響を及ぼす」

 

というもの。

 

 

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男性14名、女性12名を若年グループ(18~30歳)と

中高年グループ(50歳以上)に分け、

5時間立ちっぱなしで働いた場合で実験。

この間、座って良いのは

5分以内の休憩数回と30分の昼食休憩のみ

としました。

実験後は、電気で筋肉に刺激を与え、

筋肉の反応によって疲労の程度と姿勢の安定性を計測。

 

 

結果、

被験者は数回の休憩をとっても

筋肉の慢性疲労が回復しないことが判明。

 

疲労回復には30分以上の座った状態での休憩が必要であること

 

慢性疲労の程度には年齢による差がほとんどないことも証明されました。

 

 

また、

筋肉の硬さを示す数値が高いほど

立ち仕事による疲労を感じやすいわけではなく、

 

自覚のないまま、

疲労が溜まっていき、慢性化するケースが多いそうです!

 

 

【参考】

Prolonged standing at work can cause health problems too―Medical News Today

 

 

このデータからわかるように、

立ちっぱなしの仕事による

慢性的な肩こりや腰痛を訴える方々は

少しの休憩では筋肉は疲労回復しにくい状態となります!

 

 

当店をご利用されるお客様の中で

慢性的な肩こり・腰痛を訴えられる方も、

ベッドで休んでいる姿勢で安静にしていても

筋肉の硬さが取れないケースが多いです!!

 

 

「安静にしている時の肩・背中の筋緊張が抜けない」

 

 

このような場合は、筋繊維の微細損傷や、

筋膜組織の繊維化が起こっていることが考えられます。

 

 

 

原因組織へのアプローチに加えて

労働環境も見直し、身体への過負荷を減らしていくことが

重要な課題となりそうですね!!

 

 

 

 

最後までお読み頂き有難うございました!!

 

 

 

 

 

 

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