ヨガにアビィアーサとヴァイラーギャという言葉があります。

 

『修練して結果は手放しなさい』

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〈アビィアーサ(修練)とヴァイラーギャ(離欲)〉

何かを始めたときまず精進すること、努力することが重要です。

 

特に学び始めの時期はいろいろな意味で努力が必要となります。

 

まず頑張らないと何も始まりません。

 

そういう意味で、軌道にのるまでは(修練)アビィアーサがとても重要になります。

 

 

しかし、いつまでも全力で突っ走るとどうなるでしょう。

 

心と身体が疲弊してしまいます。

 

どこかのタイミングで心と身体を休ませなければいけない。

 

ある程度継続的に努力を続けていると、やがて肩の力を抜いてもうまい具合にことが進んでいく時期がやってきます。

 

この時初めてヴァイラーギャ(離欲)つまりただ目の前に差し出される“今”に身をゆだねる準備ができるわけです。

 

 

つまり『継続して努力しあるがままを受け入れる』。

 

 

この状況を脳科学で説明することができるんです!

 

 

〈大人になっても成長し続ける脳部位がある〉

赤ちゃんの脳はおおよそ400グラム。

 

それが成長とともに大きくなりだいたい18歳ごろまでに

 

大人の脳のサイズ(生まれてから3倍くらいの大きさ)になります。

 

ただし、それ以降も一部の脳部位はまだまだ成長するんです!

 

一つは前頭葉、もうひとつが基底核です。

 

前頭葉は思考・運動・創造を司る最高司令塔と考えられています。

 

では基底核って?

 

〈基底核とは〉

運動調整・認知機能・感情・動機付けなどの機能を担っており「手続き記憶の座」と言われています。

 

・手続き記憶って…?

お箸を持つことや自転車に乗ること、コップのつかみ方など身体を使って学習した記憶のこと。

 

・手続き記憶の特徴

1. 1回やっただけでは覚えない、つまり繰り返しの訓練によりようやく身につく

 

2. 無意識かつ自動的、そして正確

 

つまり…

基底核は繰り返さないと絶対に覚えない。

 

その代わり

 繰り返しさえすれば、自動的に習得してくれる。

 

しかも正確に。

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さらに基底核は…

 

直感を生む場所」でもあります。

 

つまり…

 

継続的な努力の結果「直感力」が働くようになるのです。

 

  直感とは努力の賜物。訓練によって身に付くんです。

 

 

継続的な努力を続けている(アビィアーサ)と

 

基底核が鍛えられることにより直感力が冴え

身をゆだねる(ヴァイラーギャ)準備ができるということではないでしょうか。

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修練を続けていると「結果を手に入れたい」という欲が生まれてくることありませんか?

 

欲望が大きくなればなるほど心が疲弊します。

 

とことん努力をしたら結果にとらわれることなくあるがままを受け入れるという心持ちも大切なようです。

そうすることで直感力が働きスムーズにことが運ぶこともあるのかもしれませんね。

 

 

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