みなさん、こんにちは🌞

Body Consulting Station KIZUKI長崎店の福重です!

「昔と同じように生活しているのに、なんだか体が変わってきた」

50代を迎える頃、そんな変化を感じていませんか??

以前なら一晩眠れば回復していた疲れが残る。急に顔が熱くなる。汗をかきやすくなる。夜中に目が覚める。イライラしやすくなったり、気持ちが落ち込んだりする。

そして、もうひとつ気になるのが「お腹まわり」です。

「体重はそれほど増えていないのに、以前よりお腹がぽっこりしてきた」

この変化にも、更年期の体の変化が関係しています。

こうした不調を考えるとき、キーワードになるのが自律神経です。

更年期には、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが大きく変動しながら低下していきます。

すると、エストロゲンの影響を受けている体温調節や自律神経の働きにも変化が生じ、ほてりや発汗などの症状につながることがあります。

さらに、眠りが浅くなったり、疲れやストレスが重なったりすると、食欲や活動量にも影響が出てきます。

その結果として、体脂肪のつき方や代謝にも変化が起こりやすくなります💦

つまり、更年期の体の変化は、

ホルモンだけでもない。
自律神経だけでもない。
体重だけの問題でもない。

いくつもの変化が重なって起こっていると考えられます。

今回は「なぜこんなに体調が変わるの?」という更年期世代の疑問を、自律神経を中心にひとつずつ紐解いていきましょう♪

自律神経の概要ブログはこちらから ➡自律神経とは?

目次

  1. 更年期に自律神経が乱れやすいのはなぜ?「ほてり・汗」の正体
  2. 「眠れない・疲れる・イライラする」も自律神経と関係がある?
  3. 「お腹だけ太った」はなぜ?自律神経・ホルモン・脂肪のつながり
  4. お腹の脂肪と「慢性炎症」はどうつながる?自律神経との関係
  5. まとめ

1.更年期に自律神経が乱れやすいのはなぜ?「ほてり・汗」の正体

「急に顔が熱くなる」

「何もしていないのに汗が出てくる」

「暑いと思ったら、今度は寒く感じる」

更年期を迎えた女性からよく聞かれるのが、このような体温調節の変化です。

実は、この「暑い・寒い」という感覚には、自律神経が深く関わっています。

私たちの体は、外の気温が変わっても体温を一定の範囲に保とうとします。

暑くなれば汗をかき、皮膚の血管を広げて熱を逃がす。

寒くなれば血管を収縮させ、体から熱が逃げないようにする。

こうした調節を無意識のうちに行っているのが、自律神経の重要な働きのひとつです。

ところが更年期になると、エストロゲンの分泌が大きく変化します。

エストロゲンは、体温調節に関わる脳の働きにも影響しています。

そのため、エストロゲンが低下すると、体温調節の仕組みが不安定になり、ほんの少し体温が上がっただけでも「暑い!」と感じて汗をかくことがあります。

これが、いわゆるホットフラッシュです。

医学研究では、ホットフラッシュには脳の体温調節機構と自律神経による血管・発汗反応が関係していることが示されています。

つまり、

エストロゲンが変化する

脳の体温調節が影響を受ける

自律神経による血管や発汗の調節が変化する

ほてり・発汗などが起こる

という流れです。

そして、この変化は「汗」だけではありません。

夜になっても体が落ち着かない。

眠りが浅い。

朝起きても疲れが取れない。

そんな変化にも、自律神経と更年期の関係が見えてきます。

次は、「眠れない→疲れる→動きたくない」という更年期特有の悪循環について見ていきましょう。

2.「眠れない・疲れる・イライラする」も自律神経と関係がある?

「夜は眠いのに、布団に入るとなかなか眠れない」

「夜中に何度も目が覚める」

「朝起きても、寝た気がしない」

更年期には、不眠や気分の変化など、さまざまな症状がみられます。

その背景には、ホルモンの変化だけでなく、ほてりや発汗、ストレスなどが複雑に重なっています。

ここでも、自律神経がポイントになります。

自律神経には、大きく分けて交感神経と副交感神経があります。

日中、仕事をしたり、家事をしたり、集中しているときには交感神経が働きます。

一方、食事をしたり、ゆっくり過ごしたり、眠っているときには副交感神経が関わります。

この2つは「どちらが良い・悪い」というものではありません。

大切なのは、場面に応じて切り替わることです。

ところが、仕事や家庭のこと、親のこと、これからの人生への不安など、50代は何かと気を張ることが多い年代。

そこに更年期のほてりや睡眠の問題が重なると、心身が十分に休めない状態になりやすくなります。

「疲れているのに、なんだか気持ちが休まらない」

そんな感覚がある方もいるのではないでしょうか。

さらに睡眠不足が続くと、翌日の活動量が落ちたり、食欲のコントロールが難しくなったりすることがあります。

すると、

眠れない

疲れる

動きたくない

活動量が減る

体重や体脂肪が気になる

さらにストレスが増える

という循環ができてしまうことがあります。

更年期の体を考えるとき、「食事」「運動」「体重」だけを見るのではなく、睡眠と自律神経も一緒に考えることはとても大切です。

「最近太ってきたから、食事を減らさなきゃ」

そう思ったときこそ

「最近、ちゃんと眠れているかな?」

と振り返ってみてください。

体重の変化の裏側には、睡眠やストレス、活動量の変化が隠れていることがあります。

そして、ここからさらに気になるのが「お腹の脂肪」。

更年期になると、体重だけではなく脂肪のつき方そのものが変わりやすいことがわかっています。

3.「お腹だけ太った」はなぜ?自律神経・ホルモン・脂肪のつながり

「体重は若いころと大きく変わっていないのに、洋服がきつくなった」

「昔はお尻や太ももだったのに、最近はお腹に脂肪がつく」

50代女性からよく聞く体の変化です。

更年期前後では、体脂肪の量だけではなく、脂肪がつく場所が変わりやすいことが研究で示されています。

特に、閉経に近づくと腹部や内臓周辺に脂肪が蓄積しやすくなります。

その大きな背景のひとつが、エストロゲンの低下です。

エストロゲンは女性らしい体つきを保つだけでなく、脂肪組織やエネルギー代謝にも関係しています。

最近のレビューでは、閉経に伴うエストロゲン低下が、脂肪組織の働きや分布に影響し、内臓脂肪が増えやすい方向へ体を変化させることが整理されています。

では、ここに自律神経はどう関係するのでしょうか。

自律神経は、体温や心拍、血圧だけでなく、消化やエネルギー代謝など、体のさまざまな調節に関わっています。

さらに、睡眠不足や慢性的なストレスが続けば、活動量や食欲にも影響が出ます。

つまり、更年期の体脂肪の変化を考えるとき、

ホルモン
+ 自律神経
+ 睡眠
+ ストレス
+ 食事
+ 運動量

これらを切り離して考えることはできません。

「昔と同じ量を食べているのに太る」と感じるのも、単純に食べ過ぎだけが原因とは限らないのです。

そして、もうひとつ知っておきたいのが「脂肪と炎症」の関係です。

脂肪は、ただ体に蓄えられているだけのものではありません。

特に内臓脂肪が増えると、体内のさまざまな代謝や炎症に関係する物質の働きにも影響します。

ここを知ると、「お腹まわりの脂肪を減らすこと」が単なる美容の問題ではないことが見えてきます。

では、脂肪が増えると、体の中では何が起こるのでしょうか。

次は、50代からの健康を考えるうえで知っておきたい「慢性炎症」について見ていきましょう。

4.お腹の脂肪と「慢性炎症」はどうつながる?自律神経との関係

「炎症」と聞くと、ケガをしたときの赤みや腫れを思い浮かべるかもしれません。

でも、体の中では目に見えない炎症反応が長く続くことがあります。

これが、いわゆる慢性炎症です。

そして、この慢性的な炎症と深く関係しているもののひとつが、内臓脂肪です。

脂肪細胞は、単にエネルギーを蓄える「倉庫」ではありません。

さまざまな生理活性物質を作り、体の代謝や免疫反応にも関わっています。

内臓脂肪が過剰に蓄積すると、脂肪組織の状態が変化し、炎症に関係する物質が増えることがあります。

では、自律神経はここでどこに登場するのでしょうか?

実は、自律神経は「炎症」とも無関係ではありません。

自律神経、免疫、代謝は、それぞれ独立して働いているわけではなく、互いに情報をやり取りしています。

特に慢性的なストレスや睡眠不足が続けば、自律神経の働きやホルモン、免疫機能などにも影響が及びます。

更年期の体では、ホルモンの変化、脂肪組織、睡眠、ストレス、運動不足、食生活などが複雑に重なります。

だからこそ、「自律神経を整えれば全部解決」という考え方ではなく、自律神経が無理なく働ける生活環境をつくることが大切なのです。

ここまで読んで、

「じゃあ、結局何をすればいいの?」

と思われた方もいるでしょう。

更年期の体には、毎日の基本的な生活習慣が大切です。

朝起きたらカーテンを開ける。

朝食をとる。

日中は少しでも歩く。

夕方以降は刺激を減らす。

夜はしっかり休む。

そして、食事では筋肉を守るためのたんぱく質や、野菜・海藻・きのこなどを意識する。

こうした積み重ねが、自律神経、代謝、体脂肪を考えるうえでの土台になります。

最後は、50代からの体を「痩せる」だけではなく、自律神経が働きやすい体に整えるという視点で、具体的な生活習慣を見直していきましょう。

5.まとめ

更年期の不調を考えるとき、「自律神経」という言葉はとても重要です。

ただし、自律神経だけが原因なのではありません。

エストロゲンの変化によって体温調節や血管反応などに影響が生じ、ほてりや発汗などの症状につながることがあります。

さらに、睡眠やストレス、活動量、食事などが重なることで、体脂肪や代謝にも変化が起こりやすくなります。

特に更年期以降は、脂肪がお腹まわり、内臓周辺につきやすくなることが知られています。

だからこそ、50代から大切にしたいのは「昔の自分に戻す」のではなく、

今の自分の体に合った生活へ変えていく

自律神経が無理なく働けるように、眠る。

筋肉を守るために、食べる。

体を動かして、代謝を保つ。

そして、頑張った体を休ませる。

更年期を「身体が変わってしまう時期」ではなく、「これからの健康を見直す時期」と捉えてみましょう🌿

KIZUKIでは身体の歪みを整えることで自律神経の働きを高め、お悩みに対してアプローチさせていただいております。

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