皆さんこんにちは☀️

Body Consulting Station KIZIKI吉塚本店の齋藤です。

新年明けて、いかがお過ごしでしょうか？新年の抱負・目標立てられましたか？

さて、昨年からブログを通じて、さまざまな情報発信を行ってきましたが、特に、更年期障害に関してはさまざまな角度から情報を発信してきました！

更年期を迎える方向けの内容が多かったかと思います。

そこで今回は視点を変えて、日本と海外の更年期障害への理解・環境の違いなどを通して、当事者よりも家族・職場の方、周囲の方に向けた内容を記事にしてみました。周囲の方々の理解が当事者の症状を軽くさせられることを知ることで、あなたの明日からの行動が変わることを信じて。

それではどうぞ！！

1.更年期障害のおさらい

まずは、更年期障害のおさらいから。

更年期障害は、
加齢に伴うホルモンバランスの変化
社会的要因
心理的要因
などが関与しているとされています。
その中でも、大きく影響するのがホルモンバランスの変化！

特にエストロゲンというホルモン
エストロゲンは女性らしい身体を作る役割を担っていると言われています。
このエストロゲンの減少することで更年期症状を引き起こします。

エストロゲンの低下に伴い、のぼせ、発汗などの自律神経症状が出現したのちに
倦怠感やうつ、不眠などの精神症状が出現すると言われています。

2.日本欧米での認識・文化的背景の違い

更年期に対する捉え方から日本と欧米では違いがあります。

日本では
更年期障害は「病気」というよりも「自然な老化現象」として受け止められる傾向が強いです。そのため、症状があっても医療機関を受診しない人が多いとされています。「恥を隠す」文化が根強いため、特に精神的な症状（うつや不安感）について話しにくいと感じる女性が多いです。女性特有の悩みを共有する場が少ないため、孤立を感じることがあると言われています。

欧米では
更年期は「人生の自然な変化」として受け入れる文化があり、症状を積極的にケアする意識が高いです。セルフケアや専門家への相談が一般的で、周囲とオープンに話す傾向があります。

認識の違いだけでも日本の方が悩みを抱えた際に孤立してしまうケースが多いことが容易に想像できますね…

3.治療アプローチの違い

日本はホルモン補充療法（HRT）への抵抗感がある人が多く、自然療法や漢方薬が広く利用されています。更年期ケア専門の医師やクリニックが増えてきているものの、まだ欧米ほど一般的ではありません。
欧米ではホルモン補充療法（HRT）が積極的に用いられています。医師と患者が相談して、個別に最適なホルモン治療を選ぶことが一般的です。サプリメント（ビタミンD、カルシウム、ブラックコホシュなど）やハーブ療法も広く普及しています。心理カウンセリングやメンタルヘルスケアが充実しており、更年期障害の精神面のケアも重視されています。